HIP HOP 名曲⑪ リブロ/雨降りの月曜
Artist名:Libro(リブロ)
曲名:雨降りの月曜
年代:1998年
ラッパー兼トラックメイカーのリブロ。
活動開始はたしか1997年くらいのはずで
これは1998年のデビューアルバム「胎動」に収録された
日本語ラップ史上、超重要曲のひとつ。
はじめに聴いたときの感想は
「あーこれは行き着くとこ行っちゃったなー!!」
まじで、やばい、背中がぞくっとしました。
それくらい、曲としての完成度が高い。完璧。
なぜ完璧だと思うのか理由をいくつか述べたいと思います。
まずはじめに
①ラップがすべて聞き取れる、それでいてかっこいい
リリックがほとんど(最後だけsay goodbyeフレーズあり)日本語であることと
(日本人がラップするんだから、基本リリックは日本語であるべきだと思います。でもこれが難しい。)
わりと高音なんですが丁寧なラップスタイルなので、聞き取りやすく
それでいて、かっこいい。
②韻がヤバイ
一度聴いてもらえれば、すぐにわかると思いますが
韻がヤバイです。 バシバシバシバシと踏みまくってます。
③元ネタを軽く超えてきてる
元ネタはtenorio Jr「Nebulosa」です。
この曲ももちろん素晴らしいのですが、うまくヒップホップ流に
アレンジされ、さらにイントロ部分なんかは雨降りのように
聞こえるように工夫されていて、サンプリングを超え
オリジナルな曲へ昇華されていると思います。
つらつら書いてしまいましたが
音楽とはよむものではなく、聴くもの!!
ぜひ一度聴いてみてください。