【特集1980年代ロック③ 】産業ロックについて 名曲を10曲セレクト!!
更新日:2017年2月20日
こんにちは。クラッシュです。
今回も特集として
1980年代のロックについて取り上げていきます。
時代とともに変化を遂げてきたロック。
1980年代にスポットを当てた特集も
今回で3回目となり、
本日は「産業ロック」について
取り上げていきます。
みなさんは「産業ロック」という言葉を聞いたことがありますか??
まずは、どんな音楽のことをいうのかを
ご案内していきます。
はじめに「産業ロック」とはなに??
1970年代の終わりから、1980年代にかけて世界中でヒット曲を連発した
ジャーニー、toto、フォリナーあたりのバンドをひとまとめにして
「産業ロック」といいます。
ここで産業ロックの意味合いが分ってしまった人がいるかもしれませんが
いい意味でいえば、「キャッチー」・「曲展開がシンプル」・「わかりやすい」
悪い意味でいえば、「単純」・「個性がない」 ことが音楽的特徴として挙げられます。
名前の由来としては
おそらく日本で作られた造語だと思われます。
レコード会社が指示したとおりに
「万人に受ける音楽」を作った
「売れる」ための音楽。
そして当時キャリア的に中堅に属していたバンドが
そんな曲を彼らなりに量産した。
そして売れまくったので「産業ロック」といいます。
(産業的なロック)
おそらくは、売れたことによる「やっかみ」なんかもあって
「産業ロック「」という言葉が一人歩きしてしまったんだと思います。
70年代前半のハードロックやプログレロックなんかと
比較すると、明るく・展開もシンプルなため
昔からのファン層には、敬遠されがちでした。
(ほかのジャンルでもありますよね、
万人に受けやすい音楽を作り出すと、
「売りに走った」と
昔からのファンからは「チャッチーと」敬遠される構図は・・・)
とはいえ・・・
数多くのキャッチーな心に残るメロディーを生み出した、
彼らの才能と音楽はロック史に永遠と強く残るものとなるでしょう。
聴いてみればぜったいに良さがわかるはずです!!
どれも素晴らしい曲ばかりなので
ぜひぜひ聴いてみてください!!
「産業ロック」的な超有名曲 10選
「産業ロック」には否定的な意味合いが多くありました。
が、しかし・・
時代の空気を彼らなりに感じとり、
彼らなりに「万人に受ける音楽」を解釈した結果
生まれた曲は、
どれもロック史に残る名曲ばかりなんです!!
今回は、そんな産業ロックと言われているバンドの中でも
超有名曲を独断と偏見で10曲紹介します。
1.
Artist名:Journey
曲名:Don't stop believin'
年代:1981年
「産業ロック」の代名詞的な曲です。
2.
Artist名:REOスピードワゴン
曲名:Can't fight this feeling
年代:1984年
小澤さん的な「あまーい」曲です。
3.
Artist名:TOTO
曲名:Africa
年代:1982年
イントロから名曲です。
4.
Artist名:Night ranger
曲名:Rock in amereca
年代:1983年
ザ・アメリカって感じですね。
5.
Artist名:The outfield
曲名:Your love
年代:1986年
バンド自体よりも、曲が有名すぎて一人歩きしている
そんな曲。
6.
Artist名:Van halen
曲名:Jump
年代:1984年
正統派ハードロックバンドの産業ロック的な曲。
もちらん大ヒット。
7.
Artist名:Crowded house
曲名:Don't dream it's over
年代:1986年
オーストラリアのロックバンドですが
この曲で全米2位を獲得しました。
8.
Artist名:Mr.miser
曲名:Kyrie
年代:1985年
全米1位を獲得!この曲でバンドは大ブレイクしました。
9.
Artist名:Simple mainds
曲名:don't you
年代:1985年
スコットランド出身のバンドですが、世界中で人気が出ました。
いまも現役活躍中です。
10.
Artist名:def leppard
曲名:animal
年代:1987年
最後はモンスターバンド、デフレパード。
いままでのアルバムセールスは約7000万枚以上。
産業ロックどころか
巨大産業ロックになってます!!!
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのは、
まだまだほんの一部分ですので
いろんなアーティストを聴いてみてくださいね。
それではまたお会いしましょう。
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